skillty導入により以前よりも社員の気持ちを汲み取れるように!『離職率改善』や『社会人基礎力強化』に効果あり!
新人社員の育成制度が形骸化し、社員がなかなか定着しない、このような悩みを抱えていたシステムコラボ様。そこで選んだのが、スキルマネジメントシステム『skillty』でした。実際に導入してみると、離職防止はもちろん、採用基準としても活用でき、さらには内定率までアップするなど、さまざまな効果が得られたといいます。そこで今回は、導入背景や運用のポイント、見えてきた効果について詳しくお伺いしました。
株式会社システムコラボの概要
事業概要:
システムエンジニアリングサービス
従業員数: 27名
導入背景と課題
メンター制度が「悩み相談」で止まっていた
システムコラボ様では、新人社員の不安を解消するため、入社後1年間限定で3ヶ月に1度の1on1を実施するメンター制度を導入していました。しかし実際には、面談が“会社の愚痴を言い合う場”になりがちで、成長に結びつかないケースが多かったそうです。
面談相手によっては萎縮してしまい、本音を話せない
逆に年齢が近いメンターが担当だと、ただの雑談や愚痴大会化しやすい
結果、会社としての教育の一貫性がなくなり、新人社員の定着率にも不安が生じていました。
距離感のある社員の状況がつかめない
システムエンジニアリングサービスという業種柄、社員が各プロジェクト先に常駐するケースが多く、物理的に離れた社員のコンディションや育成状況を把握しづらいという問題も。メンター制度や定期面談だけでは、すべての社員の本音や成長度合いをカバーしきれませんでした。
skilltyを選んだ理由
「ツールの説明を受けたとき、評価項目のカテゴリー分けが具体的で分かりやすかった。さらに、費用面もリーズナブルで、人材の“人間教育”に重きを置いた設計が魅力的だった」これが、システムコラボ様がskilltyを導入した最大の決め手でした。
他のツールは検討せず、「これなら運用イメージをしっかり持てる」と直感したそうです。
導入時の不安もフォロー体制でクリア
最初は「全社員がきちんと更新し続けるのか」という不安もありました。しかし、実際にはリマインド機能が活用できたり、それでも更新しない人は、管理担当者がこまめにメールでフォローを入れることで、スムーズに定着。「コメントがないと評価できない」など運用ルールを徹底することで、1ヶ月ほどで使い方が社員に浸透しました。
結果的に、各社員の取り組み状況やメンタル状態が日常的に“見える化”され、メンター制度では拾いきれなかった部分も把握できるように。これだけでも大きな成果となりました。
導入後の変化①:コンディション機能で離職防止
最近活用を始めたskilltyのコンディション機能では、毎週、社員の体と心の状態をチェック。
- 2週連続で“心の調子”が悪い社員がいれば、すぐにヒアリングを実施
- 問題の原因が「顧客先との関係」だとわかれば、上長や営業を巻き込んで対策
その結果、「翌週には心と体のマークが“晴れ”に戻った」という成功例も出ています。
今までは、社員のメンタル面の不調が顕在化したころには既に退職を検討していた、というケースが少なくありませんでした。しかしこの機能を使うことで、早期発見・早期解決が可能となり、離職防止に大きく貢献しています。
導入後の変化②:社会人基礎力の定着で顧客満足度アップ
skilltyでは、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」といった“社会人基礎力”を、具体的なアクションリストとしてチェックできるようになっています。
- 入社1ヶ月目には、効果を実感しづらい面もありましたが、半年後に顧客満足度調査で改善が確認
- 「ただ知識を詰め込む」のではなく、実務の場面で実践できる行動指針が社員に好評
結果、会社全体として「お客様に信頼されるコミュニケーション」や「能動的に問題を解決する姿勢」が浸透し、クライアントからの評価も上昇したそうです。
導入後の変化③:社会人基礎力が“採用基準”に
さらに、この社会人基礎力を「採用基準」にも活かすことで、内定率が向上したといいます。
- 採用面接の際に、社会人基礎力のスキルマップをもとに「具体的にどのような行動ができるか」をヒアリング
- 会社としての求める人物像とスキルセットを明確に示し、スキルアップの方向性が合う人材だけを厳選採用
これにより、入社後のミスマッチが減少し、ひいては社員定着率アップにもつながっています。今や、社会人基礎力の習熟度が即戦力かどうか”だけでなく、“将来の成長性”を見極めるうえでも重要な指標になっているそうです。
skilltyについて各社員さんにはどのような周知がされましたか?
1度御社にもご協力いただいて、スキルティを半年間運用した中での対応状況や傾向についてのレポートを9月の社員総会で社員に見せて認識してもらいました。
その中で伝えた内容は、時間がかかる取り組みについては後回しにされる傾向があるということです。課題や、効果がある内容については、意識を持って実施していこうと伝えました。
その中で、会社として習得してほしいスキルは、KPIとして100%を目指していくことや、前のスキルシートも継続してやっていく意識を持って毎週チェックすることなどを改めて周知しました。より運用に乗せていくよう意識しています。
組織に広がるプラス効果
導入当初、システムコラボ様が期待していたのはあくまで「社員教育の一貫性」の確保と「離職防止策」でした。しかし、実際にはそれだけにとどまらず、コンプライアンス研修の効率化や採用活動の質の向上など、想像以上に広い領域で成果が出ています。
- コンプライアンス研修:半年に一度の大掛かりな研修がスリム化
- マネジメント負荷:各社員の状態や学習状況を一元管理できるため、管理者の負担が軽減
- 社内コミュニケーション:現場が違っても、コメント機能などで人柄や思考が把握しやすくなり、チームワークが向上
特に、離れたプロジェクト先の社員も含め、「心の状態まで含めて共有できる仕組み」ができたことは、組織の風通しを格段に良くしたといいます。
skillty導入後に見えてきたものは何かありましたか?
システムエンジニアリングサービスという業種柄、どうしても各社員が物理的に距離感があるため、状況が確認できないことが多かったです。skilltyを活用するようになって、普段、連絡が取れない人や、集まりに参加しないような人の動きがわかるようになりました。更新してくれているのが見えているので、「こういう考え方の人なのかな?」というふうに少し人柄が見えるようになりました。
skillty導入後、社員の反応で目立つものはありましたか?
同じ現場でやっていた若手の評価をするときにコメント欄を見ていると、「こういうことを意識しながらやっていた」というのを汲み取れることがたくさんあります。
例えば、「そこまで意識するようになったんだ」「ここが足りてないんだ」ということをコメントで具体的に残してくれているので、スキルティを意識しながらやってくれているんだなというのは伝わってきました。
ですから、人材育成の観点で効果を感じつつあります。この点は、中長期的な取り組みだと認識しているので、今後の更なるパフォーマンスアップに期待しています。
今後さらに注力していくのは、「社員がキャリアアップを実感しながら、長く働ける環境づくり」です。
業界として転職が多い側面はありますが、skilltyの活用で社員の成長を見える化し、やりがいやモチベーションを高めることで、会社との信頼関係を強固にすることを目指しています。
「以前よりも各社員の動向や悩みが見えやすくなり、タイムリーなサポートがしやすくなった」との声も。今後はさらに、評価指標やマイルストーンを細かく設定し、キャリア形成の支援を強化していく方針です。
スキルティを活用して、キャリアップを実現できる会社であることを実感してもらうよう努めていきたいです。さらに、人柄も以前より見えるようになったので、それらも考慮して、コミュニケーションの質を改善して、繋がりを強く感じられる会社にしていきたいです。
システムコラボさんが目指していることがあれば教えてください。
「スキルチェック」と「コンディション管理」を組み合わせ、社員一人ひとりの成長と健康状態を可視化できる『skillty』。これによって、離職防止から採用基準の明確化、ひいては内定率のアップまで、まさに企業成長の基盤となる効果が得られています。
システムコラボ様のように、
- メンター制度や定期面談の活用に限界を感じている
- 社員の育成方法に一貫性や具体性を持たせたい
- 離職率を下げ、優秀な人材を継続的に確保したい
といった課題があるなら、ぜひ一度『skillty』を検討してみてはいかがでしょうか。
「社員の実力と本音を引き出しながら、組織のパフォーマンスを底上げしたい」
そんな願いに応えてくれる最適なソリューションとなるはずです。
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