従業員エンゲージメントを高める仕組みを考え続けたら、
社員の自己成長意欲が高まり、組織が強くなり、業績が上がった。
本書はこの実体験に基づいて、エンゲージメントを高めて
社員の成長意欲を引き出すマネジメントの仕組みを、
いかに組織に組み込んでいくかを解説しています。
既存社員が忙しいため新人にじっくり教える時間が取れず、人が育たず、離職にもつながっている
お金をかけて採用活動をしても、入社後3年も経たずに離職してしまう人が多く、組織が一向に成長しない
言われたことをこなす人ばかりで、自ら考えて行動に移すことができる社員が増えない
人材育成がうまく機能しておらず、社員一人ひとりの成長スピードが遅く、業績が伸びない
従業員エンゲージメントの源泉である
企業文化の醸成が、経営戦略の推進上強力な武器となる
経営目標達成のプロセス化である
KGI(最重要目標)の明確化と効果効率的な
PDCAサイクルとなる
能力開発は若手の未来を創ることである
再現性のある成長環境は、企業の無形資産となる
効果、時間、気軽さ、
優先度の中身の判定は?
エンゲージメントを高めるチェックポイントとあわせて
書籍にて解説!!
中塚 敏明TOSHIAKI NAKATSUKA
私は、ネットワークインテグレーターの会社と人材マネジメントシステムの構築・運用のコンサルティングサービスを提供する会社の経営をしています。
経営する中で多くの経営者や現場リーダーが頭を抱える課題に同じようにぶつかりました。
それは、「人」の課題です。
新入社員が入社しても数カ月後には退職してしまい、定着しない。
離職率は40%を超えていました。
このままではいけないと、エンゲージメント・サーベイで組織の現状をデータとして可視化し、それをもとに人事評価にメスを入れ、抜本的な改革を実施。これによりエンゲージメントスコアが急上昇するも、次に待っていたのは部下への寄り添い疲れに苦しむマネジャー層の会社離れという第2の壁でした。
この壁をどうしたら乗り越えられるのか?
そこで閃いたのが上司が行うマイクロマネジメントを部下本人のセルフマネジメントに任せる、スキルマネジメントの仕組みです。個々の社員によるセルフマネジメント・セルフラーニング・セルフリーダーシップを可能にする「人」と「システム」によるマネジメントの分業、それがスキルマネジメントの特徴です。
スキルマネジメント導入により離職率10%未満になり、組織偏差値70超と、大きな躍進を遂げ、この変化は会社の業績にも直結しました。
「スキルマネジメントで人と組織が甦る」
これは私が自らの経験を通じて行き着いた、エンゲージメントを高め、社員が自ら行動し成長する組織へ変貌を遂げる一つの方法論です。
この方法論を、同じ課題に頭を悩ませる経営者や現場リーダーにどうしても伝えたいという想いから、筆を執りました。ぜひ、ご一読いただけたらと思います。
スキルティ株式会社 代表取締役社長
中塚 敏明 TOSHIAKI NAKATSUKA
1976年生まれ。1998年武蔵工業大学(現 東京都市大学)電気電子工学科卒業後、同大学院へ進学。卒業後、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)入社。法人営業本部にて、超大手企業の様々なネットワークインテグレーションを手がける。
2011年「ビジョナリーカンパニーを作りたい」との思いのもと、ネットビジョンシステムズ株式会社を設立。
2016年「世の中の繋がるを支えるため、ITインフラエンジニアを輩出し続ける」ビジョンを掲げ、ネットワークエンジニアの養成スクールを開校。
若い世代のエンジニア育成に取り組む中で、成長環境を整えれば組織力が高まるだけでなく、従業員エンゲージメントが劇的に向上することに気づき、能力開発をマネジメントするスキルマネジメントシステム『skillty』を考案・開発。
リンクアンドモチベーション社の従業員エンゲージメント診断・サーベイクラウド国内市場No1のモチベーションクラウドにて、
従業員エンゲージメント上位2%となる組織偏差値70を超え、同業種同規模ランキングNo1の称号を得る。
2022年スキルティ株式会社を設立、代表取締役社長に就任。
中小・ベンチャー企業の従業員エンゲージメントと人材育成を底上げするために、スキルマネジメントの普及に注力。
Copyright(C)2023 skillty.co.,ltd All rights reserved.
【掲載記事・写真・イラストなどの無断複写・転載等を禁じます。】