1. リスキリングで成果を上げた企業事例集

リスキリング・リカレント

リスキリングで成果を上げた企業事例集

スキルティ 広報部

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2022.12.19(Mon)

「リスキリング」とは、「人材育成」のこと。
会社が「社員のスキルを伸ばすために
会社の経費を投資する『人材育成プロジェクト』の事」です。

世界のビジネスシーンで、今「リスキリング」は注目を浴びているコンテンツ。
大手企業ではすでに、リスキリングを実行して
スキルアップした社員達が、膨大に存在する企業があるんですよ。

そういった企業は、どんなリスキリングを社員に実行しているのでしょうか?
今回は「リスキリングで成果を上げた企業事例集」の特集です!

アマゾンのリスキリング!コスパ最強に

通販といえば、「アマゾン」
今やアマゾンは、生活に欠かせない会社であり、世界的に必要とされるデジタルコンテンツに成長しましたよね。

Amazonでは、2019年7月
「2025年までに7億ドルを投じて、米アマゾンの従業員10万人を
リスキリングする計画」を発表しました!

2021年3月1日の為替レートで計算すると
「一人あたり、約75万円の投資」を、社員のスキルアップに注ぐという事です。
会社がリスキリングに投資する金額としては、世界最大規模だとか
スゴイですね!

私も会社で、イラストレーターやフォトショのスキルを覚えた人なので、このリスキリングがいかに凄くて、社員にとって助かる事なのか理解できました。
私の場合は、イラレ等の先生が会社に来てくれて、
社員一人一人、アプリの使い方を教えてもらったんです。

会社で学べるのって、強いんですよね!
全員が1週間くらいで、イラレもフォトショもサクサク使えるようになりました。

デザインチーム全員が、最新のアプリを使えるようになれば
外注にデザインを頼む費用が、浮きますから。
新しいスキルは「社員全員の武器」になりました。

それと同じ事を、アマゾンは社員全員にしてあげたという事でしょう。
素晴らしいと思います。

社内でデジタルに強い人材を、育成!

アマゾンは、いち早く「世界がDX化する」と先読みしていました。ですから

「デジタルに強い人材」を社外から連れてくるより
社内の人間を、リスキリングして
デジタルに強い人材で、会社を固める。

という事を選んだのです。
社内の人間が皆デジタルに強くなれば、他社からDXの仕事を頂いて、業績が上がりますよね。
ズバリ、「コスパ最強」でしょう!
今、アマゾンで求めている人材は


【データマッピングスペシャリスト】
デジタルデータを統合して、管理し、活用する仕事

【データサイエンティスト】
データを分析して、コスト削減や売上向上などの、具体的なアドバイスをする仕事

【ビジネスアナリスト】
クライアントの実現したいビジョンを具体化し、要件をまとめて企画。
システムを構築していく仕事。


だそうです。

デジタル部門のアカデミーを開設

そもそもデジタルデータが読めないと、この先の未来を生きるのが、不安かもしれませんよね。
今は、小学校からプログラミングの授業がありますから
DX化の波は、下からも上がってきていました。いい傾向だと思います。

またAmazonでは、非デジタル系の人材に向けて、デジタル部門のスキルを学習してもらうための
アカデミーも併設しているそうです。

マイクロソフトのDX化、リスキリング

日本マイクロソフト株式会社では、DX推進にあたり、デジタル人材の育成に力を注いでいます。

従業員のリスキリングのために、
パーソルイノベーション社の「学びのコーチ」というアプリを、プラットフォームとして
活用を始めました。
なんと、2023年までに15万人をクラウドやAIなどの、デジタルコンテンツ認定資格者として、成長させる事を決意。

2025年までに、「デジタル人材を20万人育成する事」を発表しました。
また、日本マイクロソフト株式会社では、以下の4つの取り組みを、実施しています。

1.デジタル人材の育成と、スキルアップのため
従業員の「リスキリング支援」を実施。

2.失業者、転職希望の人に向けた「スキルの開発支援」や
転職、転職支援。学生のために、学習プラットフォームを提供。

3.Modis、Adecco Groupでの人材の受け入れ、育成
就職の支援を実施。

4.Azureやマイクロソフト製品に関する、オンラインコンテンツを利用した
学習環境を提供しました。


上記の実施により、デジタル人材を爆発的に増やしていくと、宣言しています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「リスキリングで成果を上げた企業事例集」を、ご紹介しました。

これからたくさんの企業が、DX化の波に対応するために
従業員をリスキリングして、デジタル人材などが増えていく事でしょう。

「新しいアプリも、データも、全然意味がわからない」っていう人より
「新しいアプリも、データも、使いこなせるし覚えると楽しい!」
っていう人の方が、重宝されるかもしれない。そんな、予感がしました。

どうせなら、自分の未来のために
楽しくスキル、インプットしていきましょう!

  • スキルマネジメントで組織の成長を最大化する

    組織の成長を最大化するためには、社員の育成環境を整えることが重要です。スキルの見える化と習慣化こそ、成長を最大化するセンターピンだと考えています。スキルマップで社員の生産性を最大化します。