1. 従業員エンゲージメント向上の企業事例集

従業員エンゲージメント

従業員エンゲージメント向上の企業事例集

スキルティ 広報部

2237PV

2022.12.19(Mon)

以前にも特集した「エンゲージメント」
この言葉には会社との、「約束」「契約」といった意味が込められていました。

エンゲージメントは、会社と社員の間の「信頼関係バロメータ」
みたいな物だと考えてください。
社員のエンゲージメントが高い=信頼や、やる気のモチベーションが高い
そんなイメージです。

「組織の未来は、エンゲージメントの高さで決まる」
そう断言しても、けして過言ではないです。
今回は「従業員エンゲージメント向上の企業事例集」の特集です!

1.エンゲージメント向上委員会「株式会社LIFULL」

エンゲージメントの向上作戦で、成功した事例を、ご紹介しましょう!
まずは「株式会社LIFULL」

【株式会社LIFULL】
https://lifull.com

株式会社LIFULLは、日本最大級の不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S(ライフル ホームズ)」の
運営をしている会社です。
住宅購入についてのハウジングアドバイスや、不動産情報サービス事業を手がけています。

エンゲージメント向上計画を発動させる前は、会社内はこんな状態だったそうです。

・従業員のモチベーション、低下中。業績不振で、経営危機を迎えていた。
・数字は気にするけど、従業員の、モチベーションは下がったまま。
・会社を辞めようとする者達がいた。

こういった状況だったそうです。
また当時は、「会社の未来予想図」のシェアも出来ていなかったので
社員全体が、会社がどこに向かいたいのか、ビジョンも予想できなくて
ただ上がってきた数字を追うような、そんな状態だったそうです。

そこで「エンゲージメント向上」に向けて、対策を整えました。
まず、従業員のエンゲージメントを調査することからスタート!

会社の改善点をピックアップしました。改善点が、見える化できた所で
上司から部下へ、「会社がなりたいビジョンの共有」をしたのです。

そして従業員ひとりひとりに、役割を分担しました。責任とやりがいを持たせる等
数々の打開策を、実行したのです。うちの会社でも行なっていた、「1on1ミーティング」を実施。
小さなコミュニケーションを積み重ねて、しっかりとした信頼関係を作り上げました。

その結果、会社の社員全体のエンゲージメントが向上!
組織に一体感が生まれたのです。結果、業績も上がり、前年度の300%も売上がアップしました。

エンゲージメント向上対策

「株式会社LIFULL」では、具体的にこういったエンゲージメント向上対策を行なったそうです。
ご覧ください。

【具体対策】
1.こまめに「なりたい未来ビジョン」をシェアして、従業員と「どうすればそこに近づくのか」
といった作戦を立てる。

2.従業員一人一人に、「部署を越えて発言できる権限」を与えて、何かしらの担当責任者にさせた。
それにより、責任感と仕事に対する「誇り」が生まれた。

3.「1on1ミーティング」で、定期的に社員とコミュニケーションをはかった。

エンゲージメント向上対策の効果

・売上昨対300%、目標を達成。

・従業員エンゲージメントを育てた。

・社内のコミュニケーションが、活発化した。

・社員一人一人、仕事が楽しくなった。辞める人が減った。

2.エンゲージメント向上委員会「ベネッセホールディングス」

ベネッセホールディングスでは、「健康経営」を推進しています。
「健康経営の成功から、エンゲージメントが向上した」、というお話を致しましょう!

健康経営を導入して始めの頃は、無関心な人が大多数だったそうです。
呼びかけても、いつも同じメンバーしか集まらなくて、真の健康経営とは
ほど遠い感じになっていました。

そこでベネッセホールディングスは、対策を練り
2019年に、RIZAPの健康セミナー「導入編」を、実施したのです。

テレビCMなどで有名な「RIZAP」のセミナーを、ベネッセの会社内で受講できる!
と、一気に関心が集まったのです。それまで、健康に無関心だった若者層からも、申し込みが殺到しました。
結果、RIZAPの健康セミナーには、総勢204名の参加申し込みがあったのです。
スゴイですね〜。

ライザップの健康セミナーで、健康経営スタート!

RIZAPの指導による、健康セミナーは大好評でした。
RIZAPって、1ヶ月受講するだけで35万とか、本来かかるワケですから
会社でセミナー受けられるなんて、スーパーラッキーですよね。

RIZAPのトレーナーによる、専門的な指導や、トレーニングが好評を博し
「すごく楽しかった!」、「またやってほしい」との声が上がり

2020年度には、オンラインで「RIZAPの健康セミナー」が実行されたのです!
ちょうど「コロナ渦」という言葉が誕生し
テレワークの波に乗って、みな自宅で運動不足になりつつある頃でした。

出勤もできないし、自宅にずっといるという、モヤモヤとした孤独感の中
一日5分のトレーニングを、10回連続で行ってみたところ

「気分がリフレッシュされた」
「体が動かせてよかった!」
と、これまた大好評だったのです。

オンラインのセミナーだったので、延べ900名の参加がありました。
これにより、健康への意識が「社員全体」で共有されるようになっていったのです。
2021年も5minトレーニングは、週1回、金曜日の12時台に開催されました。

これにも、605名もの参加者が集まったのです。

ついに、1,000人!ライザップの筋トレセミナー!

週1回の開催から、ライザップの健康セミナーは大ブレイク!
「事業部全体の会議で、5分トレーニングを導入しよう!」という流れが生まれました。

なんと会議の当日には、1,000人を超える従業員が、健康セミナーを受けたのです。
役員も社員もいっしょに汗を流した事で、一体感が生まれ
「楽しくリフレッシュできる、健康経営」を、体感することができました。

このライザップ導入により、従業員のエンゲージメントは爆上がりしたのです。
「楽しい!」って、大切なことですよね。
やる気の源は、「楽しい!」とか「ワクワク感」だと言います。

エンゲージメントを向上させようと、企画を考えたときには、ぜひ
「自分もワクワクする事」を提案してみましょう!
人生を歩んでいく上でも、大切なことかもしれませんね。

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    組織の成長を最大化するためには、社員の育成環境を整えることが重要です。スキルの見える化と習慣化こそ、成長を最大化するセンターピンだと考えています。スキルマップで社員の生産性を最大化します。