人材マネジメント
タレントマネジメントシステムのおすすめ比較
ここはとある会社の人事部。
あなたはそのメンバーの1人です。
ある日、あなたが仕事をしていると、上司がこんな内容の依頼を持ってきました。
「タレントマネジメントシステムについて調べて見繕ってくれ。まあ、うちは芸能事務所じゃないから関係ないかもしれないが」
今、内心ずっこけたあなた。
正解です。
「タレントマネジメントシステム」は芸能事務所に限った話ではありません。
一方、「『タレント』って言うんだから、芸能人の話だよね?」とスルーしそうになっている方。
少しお待ちください。
おそらくあなたは上司と同じで何か勘違いをされています。
今回の記事を通して「タレントマネジメントシステム」について正しい知識を付けて、1人でも自社に合うものを選べるようになりましょう!
そもそもタレントマネジメントシステムとは?
本題を始めるには、前提が理解されていることが肝心です。
ということで、まずは前提となる言葉の意味を確認して行きましょう。
基本的なお話をしていきますので、既に完璧に把握されている方は遠慮なくこの項目は読み飛ばしてくださって構いません。
タレントマネジメントシステムとは、従業員のスキルや経験を可視化し、適切な人材開発と人材配置をするための人材管理手法のことを言います。
とは言え、「タレント」という言葉に引っ張られて、「芸能人」しか浮かばなくなっている人もいるのではないでしょうか。
確かに辞書を引くと、「タレント(talent): テレビなどに出演する芸能人や文化人のこと。」という解説が書かれています。
そのため、「タレント=芸能人」という解釈も間違ってはいません。
しかし、「タレント」の本来の意味には「才能」という意味もあるんですよ!
元々「タレント」とは、古代ギリシャで使われた重量の単位「タラントン」が語源です。
タラントンは金や銀の重さを測るために使われていたことから、次第に「貨幣(お金)」という意味も持つようになりました。
おそらく日本で言うなら江戸時代まで使われていた「貫」という重さの単位でしょうか。
この「タラントン」に「才能」という意味が加わったのは、新約聖書に含まれる『マタイ伝(マタイによる福音書)』の中にある「例え話」に使われてからです。
マタイ伝の例え話あらすじ
ある日、商人が3人の召使いを呼び集めてこう言った。
「私はこれから商売の長い旅に出る。もしかしたら命を落とすかもしれない。そうなっても残された私の家族やお前たちが困らぬよう、私はお前たちにそれぞれの才能に応じて財産の一部を預ける。私のいない間に商売をするなり何なりしても構わん。ただし、私が帰ってきた時はそれぞれに精算するぞ」
そして商人は、
召使いAには5タラントン(約3億円)
召使いBには3タラントン(約1億8000万円)
召使いCには1タラントン(約6000万円)
を預けて商売の旅に出ました。
数ヶ月後。
商人は無事に旅から帰ってきました。
そこで商人は3人の召使いを呼び集め、それぞれの精算を行なった。
[精算結果]
・召使いA:預けられた5タラントンを元手に商売を行い、5タラントンを儲けた
・召使いB:預けられた3タラントンを元手に商売を行い、3タラントンを儲けた
・召使いC:預けられた1タラントンを地面に埋めて隠していた……
結果、AとBは商人から「お前たちは商才がある。これからも私に仕えてくれ」と褒められたが、Cは「商売もできない役立たずはいらない!」とクビにされてしまいました。
おしまい
話のオチは別としても、召使いCも「1タラントン(約6000万円)もの財産を預かった」わけですから、全くの無才ではなかったはずです。
しかし、リスクとリターンを天秤(てんびん)にかけることは得意ではなかったのでしょう。
こうした各自のスキルの見える化を進めるためのシステムが「タレントマネジメントシステム」というわけです。
そうは言っても、「各自の情報管理なら、人事評価システムでもできるよね?」と思うかもしれませんよね。
もちろん、人事評価システムだけでもタレントマネジメントはできるとは言えます。
そうは言っても、
・タレントマネジメントシステム:人材のスキルや経験を一括管理し、「より良い人事戦略のための管理」そのものが目的
・人事評価システム: 勤怠や給与、採用情報などを一括管理し、人事評価をすることが目的
という根本的な違いがあります。
そのため、タレントマネジメントを行なっていく上では、タレントマネジメントシステムという専用品を使ったほうがより効率的に行えるというわけです。
タレントマネジメントシステムの選び方
この世に数多くあるタレントマネジメントシステム。
数が多いと選ぶだけで労力を使い切ってしまいそうですが、選ぶポイントさえ押さえてしまえば簡単です。
タレントマネジメントシステムを選んでいくためのポイントは次の8つです。
タレントマネジメントシステムを選ぶためのポイント
・システムそのものの種別
・自社の人事評価と噛み合うか
・使いたい機能があるか
・料金
・使いやすく分かりやすいか
・セキュリティ面
・API連携などができるか
・分析機能があるか
それぞれのポイントの細かい点も押さえておきましょう。
システムそのものの種別
タレントマネジメントシステムは以下の4つに大別されます。
タレントマネジメントシステムの種類
・万能型:スキルなどの把握だけでなく、離職防止支援など人材に関する課題を全般的に解決できる機能を持つ。導入に迷っている場合におすすめ。
・評価業務支援型:人事評価システムのようにも使える。人事評価のデジタル化を進めたい場合におすすめ。
・目的管理支援型: 従業員の能力を伸ばすことに特化したシステム。 人事評価だけでなく、そこに基づく人材活用までしたい場合におすすめ。
・人材活用支援型: 人材配置の的確化に特化したシステム。 人事評価に基づく昇格などの根拠とするための「人材情報のデータベース化」を図りたい場合におすすめ。
また、提供形式によって、
・オンプレミス型:社内のサーバー上にシステムを構築して使う。
・クラウド型:システムが構築されているクラウドサーバーにアクセスして使う。
の2種にも分けられます。
そのため、まずは「導入を検討するサービスがどの形式なのか」を把握することが肝心でしょう。
自社の人事評価と噛み合うか
人事評価にはMBO型目標管理やOKR型目標管理、コンピテンシー評価など様々なものがありますよね。
そのため、自社の人事評価制度と噛み合うかも選ぶ上での見逃せないポイントとなるんです。
なぜなら、タレントマネジメントシステム(特に評価業務支援型の場合)では、「人事評価の形式ごとのフォーマットがある場合と1からカスタマイズしていく場合とがある」からです。
フォーマットが用意されていればそれを運用していくだけなので簡単に使っていけますよね。
そうは言っても、「うちの会社特殊だから、対応するシステムなんてあるのかな?」というケースも考えられるでしょう。
そうした場合は、「完全カスタマイズ可能なもの」を選べば解決策になるかと思いますよ!
使いたい機能があるか
数多のサービスが提供されているタレントマネジメントシステム。
各社それぞれが他社との差別化を図るため、独自の機能を提供していることも多くあります。
その結果、「A社が提供している診断サービスに相当するものがB社にはない」や「C社が提供している社外コンサルタントによる支援はいらないよね?」ということもよくあるんです。
つまり、根本的に「使いたい機能があるか」も忘れずに確認しておきたいポイントに含まれるわけです。
料金
システム導入をする上で避けて通れないのは、「稟議(りんぎ)書を通すこと」ですよね。
稟議書を通すために必要なのは、「金額が明確に分かること」でしょう。
そうは言っても、タレントマネジメントシステムでは「月額料金:要お問い合わせ」となっていることも多くあります。
このように記載されていると、「そこのシステムを導入する前提で見積もってもらうしかないの?」と思うかもしれません。
ですが、ご安心ください。
こうした「料金要問い合わせ」スタイルのサービスは、導入予定企業に「最も適した金額」を提示したいという提供企業の心遣いなんです。
そのため、「どのサービスを利用するかは金額面も踏まえて判断したい」という場合は、積極的に見積もりを取ってみると良いでしょう
使いやすく分かりやすいか
システムを導入していく上で忘れてはいけないのが、使いやすく分かりやすいかです。
例え「完璧に自社にマッチするシステム」であったとしても、「ログイン後に表示されるメインメニューから一々項目を選んでいかなければならない仕様」であれば、使うほうが「面倒だ!」となって誰も使わないという本末転倒に陥る可能性も考えられます。
そのため、スマホアプリのように一目見ただけでもすぐに触れる仕様を採用しているサービスを選べば、「やるだけやって終わり」という残念な結果も回避できるでしょう。
セキュリティ面
タレントマネジメントシステムを選ぶ上では、セキュリティ面も見逃せません。
なぜなら、タレントマネジメントは個人情報を扱うからです。
個人情報というと、「氏名」や「住所」などの具体的に個人を特定できる情報を思い浮かべるかもしれませんが、「生月日」や「出身校」などの情報も「氏名などと組み合わせることで個人を特定できる情報」となることから、個人情報に該当する可能性があるんです。
つまり、「タイピング速度がSクラス」や「システム構築レベルがAランク」といった大雑把な情報も氏名と組み合わされることで、「タイピング速度がSクラス、……Dさんのことだな」や「システム構築レベルがAランク、……システム課のEさんのことか」など誰のことだか分かる情報に化けてしまうんです。
そのため、情報漏洩の可能性に備えるためにも、セキュリティ対策のしっかりしたサービスを選ぶことは重要となります。
API連携などができるか
人事評価システムとして使えるタイプもあるタレントマネジメントシステム。
そうであれば、既に導入している他のシステムと連携できれば言うことなしですよね。
もちろん、できます。
そのために重要なのは、API連携などに対応しているかという観点になります。
当社のようにシステムエンジニアリングに携わる会社の方には説明は不要でしょうが、そうではない会社にお勤めの方に向けて「API」を簡単にご説明しておきますね。
APIとは、アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programing Interface)の頭文字を取った略称です。
このAPIに対応したシステムでは、異なるアプリに蓄積されているデータであっても、即座に読み出して利用できることが特徴であり強みとなります。
つまり、一々「あちらのデータを参照して、こちらのデータを参照して……」といった面倒なデータの行き来が省略可能な上、それらが一括で見られるわけです。
便利な機能のあるサービスが使いたいという場合は、API連携ができるかまで把握しておくと良いでしょう。
分析機能があるか
API連携を求めるなら、合わせて「分析機能」も求めておきましょう。
分析機能があれば、人事部などの人間がわざわざそのための時間を割かずとも、すぐに欲しいデータが得られます。
作業の時短や省力化も進めたいのであれば、分析機能などの有無も把握しておきたいと言えそうですね。
おすすめサービス13選
タレントマネジメントシステムも選び方が分かれば、「あとは自力で何とかできるよ!」という人は多くいますよね。
とは言え、選択の労力の省力化を狙って「あなたのおすすめを教えてください」という人もいるでしょう。
確かに、当社は「リスキリング」をメインとした人材開発サービスを提供しています。
そのため、当社のサービスを強く推していきたいのですが、それだけではどこか厭(いや)らしさのようなものが漂ってしまいます。
そこで、当社サービスに加え、「タレントマネジメントシステム 比較 おすすめ」で表示された1ページ目に掲載されて10本の記事で取り扱われていた71サイト中、半数以上に当たる6サイト以上で紹介されていたサービスを「おすすめできる」ものとして紹介していきます。
なお、今回ご紹介していくサービスは下記の13個です。
おすすめのタレントマネジメントシステム
Skillty
HRBrain
タレントパレット
スマカン
CYDAS PEOPLE
ヒトマワリ
カオナビ
HRMOSタレントマネジメント
sai*reco
SAP Success Factors
スキルナビ
jinjer人事労務
HITO-Talent
これらを分かりやすくまとめたのが下記の表です
合わせて各サービスの簡単な紹介もしておきますね。
HRBrain
HRBrainは株式会社HRBrainが提供するクラウド形式の万能型タレントマネジメントサービスです。
タレントマネジメントだけでなくサーベイ(従業員調査)もできることが強みです。
導入実績は2000社以上を数え、顧客満足度に定評を持っています。
人事評価としては、MBO(目標管理)/コンピテンシー/OKR/360度評価/1on1に対応しているので、これらを採用している企業にはおすすめのシステムの1つとなるでしょう。
また、CSV(Comma Separated Values:カンマで区切られたテキストデータ形式)・API・バッチ(データのまとまりの一括処理)による連携が可能で、サービス全体の利用だけでなく「特定の機能のみ」や「他社のサービスとの連携利用」も可能になっています。
さらに「全てのデータを暗号化している」や「アクセス権限の管理が可能」、「運営企業自体が国際認証やプライバシーマークを取得している」などセキュリティ面にも力を入れているサービスです。
「とりあえずタレントマネジメントシステムを導入したい」という場合は検討して損はないでしょう。
タレントパレット
タレントパレットは株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供するクラウド形式の評価業務支援型タレントマネジメントサービスです。
特徴は「サンクスポイント」や「健康管理・ストレスチェック」などユニークな機能を持つことです。
CVS形式のデータ取り込みや様々な他システムとの連携があるため、人事業務のデジタル化を図りたい企業にはおすすめとなるでしょう。
もちろん、こちらも「運営企業自体が国際認証やプライバシーマークを取得している」ので、セキュリティ面の心配もありませんよ!
スマカン
スマカンはスマカン株式会社が提供している万能型タレントマネジメントツールです。
先にご紹介した2つと異なり、クラウド形式だけでなくオンプレミス(社内のサーバー上にシステムを構築して使う)形式でも利用できることが強みです。
このシステムは、中小企業から大手企業、官公庁など700社以上に導入され、国立大学などではシェアの78%を占めているほど定評のあるサービスとなっています。
スマカンは「ベーシック」と呼ばれる基本機能使用料(月額50,000円)に、人事評価と目標管理機能を追加する「評価パック」か、スキル管理と目標管理機能を追加できる「スキルパック」のどちらかを選択し、さらに「エンゲージメントサーベイ」などのオプションを選んだものの総額が利用料金となります。
そのため、それらの合計がいくらになるかの見積もりを取っておくと良いでしょう。
なお、スマカンの評価フォームはカスタマイズ可能な仕様となっているので、「より自社にあった評価フォームを使いたい」という企業にもおすすめです。
さらに、スマカン社は「国際認証やプライバシーマークの取得」だけでなく、第三者機関による脆弱性診断を年1回実施しているそうなので、よりセキュリティ面で安心できるサービスを利用したいという企業にもおすすめでしょう。
CYDAS PEOPLE
CYDAS PEOPLEは株式会社サイダスが提供しているクラウド形式の人材活用支援型タレントマネジメントサービスです。
特徴は『Slack』や『Google』といった業務でよく使われるツールと連携できることです。
CYDAS PEOPLEの利用料金は、基本機能の利用料金に下記の4つのモジュールの利用料金を加えたものになります。
CYDAS PEOPLEの選択モジュール
・全社員向け
パフォーマンスモジュール: 目標管理と評価ができる
キャリアディベロップメントモジュール: 育成とキャリア開発ができる
コミュニケーションモジュール:エンゲージメント向上を図れる
・管理職向け
アナリティクスモジュール: 組織分析と配置を行える
そのため、実際の月額料金がいくらになるのかは、見積もりで出してみましょう。
また、サイダス社は社をあげてセキュリティ強化に取り組んでいます。
そのため、セキュリティ面を重要視する企業においては先に紹介したスマカンよりもCYDAS PEOPLEのほうがより安心かもしれませんね。
ヒトマワリ
ヒトマワリは株式会社Touch&Linksが提供するクラウド形式の人材活用支援型のタレントマネジメントサービスです。
「スタートプラン」の場合、最安月額10,000円〜利用できることが大きな魅力でしょう。
(スタンダードプランの場合は最安月額60,000円〜)
なお、スタートプランとスタンダードプランの違いは「人材情報の分析に関わる機能が使えるか否か」です。
その点を考慮すれば、「少しお値段はかかるもののスタンダードプランで契約したほうがあとあとまで不自由はない」でしょう。
とは言え、スタートプランであっても、人材データベースとしては十分機能する性能のサービスを利用できます。
そのため、「とりあえずタレントマネジメントシステムを導入してみたい」という場合であれば、ヒトマワリのスタートプランでもおすすめになるでしょう!
カオナビ
カオナビは株式会社カオナビが提供しているクラウド形式の人材活用支援型のタレントマネジメントサービスになります。
継続利用率99%以上という優れた実績を持つので、使いやすさでサービスを選びたい企業にはまずおすすめとなるでしょう。
カオナビは、
・データベースプラン:人材データベース機能のみを利用する
・パフォーマンスプラン:人材データベースに加えて評価運用機能を利用できる
・ストラテジープラン:パフォーマンスプランの内容に分析機能を追加
の3つからプランを選ぶことになります。
分析機能が使えることを踏まえると、ストラテジープランで契約すれば、あとあとまで困らないでしょう。
また、カオナビはカスタマイズが自由に効くため、自社にジャストフィットするシステムを構築したいという企業にもおすすめとなりますよ!
HRMOSタレントマネジメント
HRMOSタレントマネジメントは、「人差し指をピンと伸ばす決めポーズと共に社名を言うCM」でお馴染みの株式会社ビズリーチが提供しているクラウド形式の人材活用支援型のタレントマネジメントサービスになります。
HRMOSタレントマネジメントは、下記の2プランから契約内容を選べます。
・データベースプラン:データベース機能とサポートのみを利用
・ベーシックプラン:データベースプランの内容に加え、分析機能も利用可能
分析機能が使えることからするとおすすめはベーシックプランでしょう。
HRMOSタレントマネジメントは、幅広い人事評価システムに対応し、API連携も可能となっています。
汎用力の高いタレントマネジメントシステムを導入したい場合は検討すべきサービスとなってくれますよ。
sai*reco
Sai*recoは株式会社アクティブアンドカンパニーが提供するクラウド形式で人材活用支援型のタレントマネジメントシステムです。
テレワーク環境でも使えるシステムのため、テレワークがメインの企業には強い味方となってくれるでしょう
公式サイトの料金ページでは、1人当たりの月額料金が「220円〜」となっていますが、見積もりは取っておくことをおすすめします。
SAP Success Factors
SAP Success Factorsは、大企業向け基幹システムにおいて世界的に高いシェアを持つSAP社が提供しているタレントマネジメントシステムです。
全世界で7,000社を超える企業が利用し、177カ国35言語に対応。
200か国以上で導入され、98以上の国々でローカライズされている世界的なサービスになります。
「世界的なシステムを導入してみたい」という企業には一考の価値があるでしょう。
スキルナビ
スキルナビは株式会社ワン・オー・ワンが提供している人材活用支援型のタレントマネジメントサービスです。
導入企業の96%が「カスタマイズなしで使っている」というほどの使いやすさが特徴となっています。
使いやすさで選びたい企業には一考の余地ありでしょう。
jinjer人事労務
jinjer人事労務はjinjer株式会社が提供するクラウド形式の人事管理サービスです。
そのままではタレントマネジメントサービスではありませんが、同系の「jinjerワークフロー」などのサービスと組み合わせることで、タレントマネジメントサービスとしても機能するようになります。
「とりあえずタレントマネジメントサービスを使ってみたい」という場合に検討してみると良いでしょう。
HITO-Talent
HITO-Talentは、転職サイト『doda』で有名なパーソル社の系列企業・株式会社パーソル総合研究所が提供するクラウド形式の人材活用支援型サービスです。
カスタマイズに特化しているので、自社にジャストフィットする項目を作って使っていきたいという企業におすすめとなるでしょう。
Skillty
当社のタレントマネジメントサービスは、「リスキリング」をメインにしたクラウド形式の人材活用支援型となっています
手前味噌な話で恐縮ではありますが、当社のサービスを系列企業で利用してみたところ、社員満足度や従業員エンゲージメントが向上し、離職率も10%以下に改善できました。
「身内の話だから盛っているでしょ?」と思われるかもしれませんが、紛(まご)うことなき事実です。
当社のタレントマネジメントサービスの実績はこちらからご確認ください。
【スキルマネジメント講座 識学×スキルティ 共同マネジメントセミナー】SES業界における「寄り添い疲れ」からの脱出 離職率を低減して生産性を高めるスキルマネジメントのご紹介
ちなみに、当社のサービスは下記の3プランから選べます。
・スキルティスタンダート:初期費用80万円+1,100円/名
・スキルティプラス:初期費用100万円+1,300円/名
・スキルティ最強PDCAパック:初期費用120万円+別途見積もりの月額料金
月額料金以外の具体的な違いは、「利用できる機能の違い」です。
例えば、スタンダードプランではスキルマネジメントシステムしか利用できません。
しかし、プラスプランでは人事評価システムが利用できるようになり、さらに最強PDCAパックプランでは、スキルラーニングシステムも利用できるようになります。
なお、これらのプランは全て「最低契約期間1年」で「最小30アカウント」から利用可能です。
そうしたところも全て踏まえた上で、ぜひ『スキルティ最強PDCAパック』でのご契約を検討いただけますと幸いです。
Skilltyのタレントマネジメントシステムを詳しく見てみる!
まとめ
タレントマネジメントシステムは、効率的で効果的な人材活用を進めていく上で重要になってきます。
タレントマネジメントシステムの選び方のポイントは下記の8点になります。
タレントマネジメントシステムを選ぶためのポイント
・システムそのものの種別
・自社の人事評価と噛み合うか
・使いたい機能があるか
・料金
・使いやすく分かりやすいか
・セキュリティ面
・API連携などができるか
・分析機能があるか
また、今回ご紹介したおすすめのサービスは下記の通りです。
この記事を参考にあなたの会社にジャストフィットするタレントマネジメントシステムが導入できると良いですね!
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