1. ポータブルスキルの要素と種類とは

スキルアップ

ポータブルスキルの要素と種類とは

スキルティ 広報部

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2022.11.08(Tue)

「ポータブルスキル」とは、職種、業界を問わず
「どこに移動しても、通用するスキル」のこと

ポータブル=「持ち歩ける」
トランスファラブル=「移転できる」

という意味がありました。
ポータブルスキルは、時代や環境がどんなに変化しても、必ず使えるスキルです。
今回は、「ポータブルスキルの要素と種類とは」の特集に挑みます!

ポータブルスキルは、3つから構成されている

厚生労働省は「ポータブルスキル」を、下の3つから構成されていると定義しました。こちらです↓

1.専門技術・専門知識
2.仕事の仕方
3.人との関わり方

この3つは、転職するとしても
今の会社で出世するとしても

今後、人生において「身につけておいた方がいい、どこに移動しても通用するスキル」
この数年コロナ渦になったり、リモート体制になったり
仕事への取り組み方、仕事への常識も大きく変わってしまいました。

けれど、めまぐるしく日々変わっていく世界の中で

「それでも生き残って仕事がドンドン入る人」というのは、共通点があるようです。
その人達に共通しているスキルや考え方を
自分たちも学び、スキルアップしていこう。
業務を良くしていこう!

という事でした。
それでは、この3つのスキルを分かりやすく解説してみましょう!

1.専門技術・専門知識

別名「テクニカルスキル」のこと。
職種によって必要となる、専門職スキル。

特定の業種により適応可能なテクニック、知識のことを指します。現場でリアルに仕事をこなす際に、欠かせないスキルと言えるでしょう。
この特殊スキルを持っている人は「匠」と呼ばれ、手に職を持っているとして、重宝されています。

<2.仕事の仕方>
仕事を最後まで遂行するためのスキル。スケジュール管理や、実行力のこと。

・計画を立てる
・企画を立てる
・実行する

この3つが必須となっています。
これは重要なスキルですね。
ハガネの意志と、行動力が必要となるでしょう。

3.人との関わり方

コミュケーションを、円滑にするスキルの事。
対人関係スキルといってもいいでしょう。

・社内での適応能力
・社外での適応能力
・部下のマネジメント

この3つに優れている事が必須でした。
上司とも部下とも、仲がよく。話がスムーズに進み、社外での評判もいいという人物像のスキルです。これ、けっこうムズカシイですよね。

コミュ力の高い人が社内にいると、会社も自然と明るくなって事、ありませんか?

みんな仲良くなって、居心地が良くなる事でしょう。このスキルに長けている人が営業だった場合、取引先との仲も良くなるので、仕事の受注も多くなる事が多いです。

まさに「どこへ行ってもやっていける人」になるには
「必須のスキル」といっても、過言ではないでしょう。

知っていますか?ポータブルスキル24種

ポータブルスキルは、業界や職種を問わず、持っていると便利で活用できるスキル。
このスキルが備わっていれば、仕事において活躍しやすく、転職も有利になるでしょう。

ポータブルスキルは3テーマ、24種類あります。
どんな能力がこれからの時代、必須とされるのか
こちらをご紹介しましょう!

【対人力】

仲間と協力して「企画を成功させる」のに、必要なスキルのグループ
営業マンは必須のスキル。対人力があれば、社内の仲も良くなり
お客さまと接するシーンでも、円滑に運ぶでしょう。
いわば、コミュ力を高めるためのスキルです。

1.傾聴力
2.受容力
3.主張力
4.否定力
5.説得力
6.統率力
7.支援力
8.協調力

【対課題力】

課題ができた時、問題を解決できるスキル。
実際に問題を解決するには、行動力とアイデア、柔軟な姿勢が必要となるでしょう。
いわば『問題解決スキル』。

解決案を実行するスピードや、決断力も必要とされます。

9.試行力
10.変革力
11.機動力
12.発想力
13.計画力
14.推進力
15.確動力
16.分析力

【対自分力】

「対自分力」は、憧れの自分になるための、必須スキル。
セルフリーダーシップ能力とも、言えるでしょう。
指揮をとるのに不可欠な、リーダーシップのスキルです!

冒険する力、新しい企画に挑戦するスキルも必要となってきますね。
また一瞬で終わらず、長期間やるべきことを習慣化させて
成功へ導くことも、大事です。
「モチベの持続力」が、対自分力には必要だと感じました!

17.決断力
18.曖昧力
19.瞬発力
20.冒険力
21.忍耐力
22.規律力
23.持続力
24.慎重力

ポータブルスキル、どこを伸ばす?

ポータブルスキルは、どんな職種、どんな業界でも必要とされるスキルのこと。
「人間力」を底上げするために、貴方なら

「どのスキル」を伸ばしたいと、感じましたか?
24種類のスキルを見て、冷静に判断してみましょう。

進化させたいスキルが決まったら、その能力を集中して、鍛えるのがオススメです!
また同時に、「自分の中で足りてないスキル」も把握しておく必要がありそうですね。
弱い部分を自分が知っていれば、対策も立てられるでしょうし。

この先の未来で、キャリアアップするために
ぜひ、ポータブルスキルを、上手に活用してみて下さいね!

  • スキルマネジメントで組織の成長を最大化する

    組織の成長を最大化するためには、社員の育成環境を整えることが重要です。スキルの見える化と習慣化こそ、成長を最大化するセンターピンだと考えています。スキルマップで社員の生産性を最大化します。